~まずは礼拝から~
諸教派との対話と理解の講話


カトリック福岡地区キリスト者一致推進の集い(担当司祭 箱崎教会ミシェル神父)は
6月30日(日)16:00から、大名町教会において「諸教派との対話と理解の講和」
第一回『日本基督教団に聴く~まずは礼拝から・・・~』」を開催しました。
前日29日が聖ペトロと聖パウロの祭日に当たり、この日が選ばれた。

   

講師に大島一利 牧師(福岡女学院 宗教主事)をお迎えし、50分の講和で、
教団の歴史背景の説明をし、実は教団内では礼拝の順序や聖餐式に関する考え方が
それぞれに違うということを話した。これは教団がいくつかの教派が
集まって作られたことに起因すると説明した。

大島牧師の講和を受け、日本カトリック神学院福岡キャンパスの白浜 満神父による応対があり
その後、質疑応答が行われ、主にキリスト教団に対する質問が多く出されましたが、
教団の諸派の違い、特にパンおよび聖体に関する違いには聴衆のみなさんも
なるほどと違いを初めて知った方が多かった様子です。

大島牧師の話術も軽快で、時折笑いの出る和やかな雰囲気の中、行われた
第1回目の講話は~同じイエス・キリストを信じる者の教派の違いを知る~という
当初の目的を達成出来たと感じられる講演会となりました。