巡礼 「中津教会と官兵衛ゆかりの地を訪ねて」に参加して
福岡地区女性の会


6月3日(火)「雨風が強くなります」との予報でしたが雨にもあわず、
お恵みを感謝し集合場へ。
128名の参加との事。久しぶりの再会を喜び合い、
あちらこちらでご挨拶も交わされ、大分中津教会へ出発しました。

途中で古賀教会の方々と合流。これで参加者全員が揃った中、旅行の安全を願い、
「召命を求める祈り」「ロザリオの祈り」を祈りつつ、中津教会へ。

中津教会は、中津城の城内にあります。中津のキリスト教の歴史は、
黒田官兵衛(如水)が今から
400年前居城を定め、 山口からゴメス神父を招き、
復活祭を祝ったことが始まりです。
その後弾圧が激しくなり、
中津でも多くの殉教者を出しました。一時教会は閉められましたが、

1887年(今から130年前)パリ外国宣教会のベレール神父が
最初の洗礼を行い中津小教区を設立
しました。

教会の入り口左手には、マリア様がイエス様を日本風に横向きに抱く
珍しい聖母像がありました。
聖堂内に入りますと、ファチマのマリア像、
そして聖堂は窓ガラス
48枚すべてが色鮮やかなステンドグラスで
埋めつくされていました。圧巻でした。
祭壇上窓には、
「天使」と「マリアのお告げ」、左側窓には、聖書にまつわる聖家族と公的なしるし
の場面、
そして保護者聖ヨハネ・ボスコ。右側窓は、中津、大分の宣教に関連する場面、
聖マリアの
出現、細川ガラシャの信仰とあり、感動的でした。
ごミサでは、ペトロ・バルカザル神父様が「若い人を大切にしてください」
「ご聖体の秘跡」
「結婚の秘跡」の大切さを力説されていました。
「簡単なルールです」「勇気を持って下さい」
とお話しされました。
私たち女性が次の世代に繋げることの使命を感じました。

ごミサが終わり、あらためて聖堂内を見ますと、初めて見る伝統的な告解室があり、
歴史の重みを
感じタイムスリップしたように感じました。
昼食後、午後からは2つのコースで散策をしました。
1つは自由に中津城、教会を中心に散策、
1つはボランティアガイドさんの
説明を聞きながらの散策でした。城内には、黒田官兵衛資料館
もあり
楽しく自由に歴史を感じることができました。

久しぶりの巡礼旅行が、黒田官兵衛ゆかりの地と聞き、ぜひ参加したいと思いました。
仕事を持っている私にとって、嬉しいことに、日程がお休みの日に重なっていたのです。
これも、神様からのお恵みでしょうか。早々に申し込みをしました。
旅行当日、友人にも久しぶりに会え、楽しい一日を過ごさせていただき、
委員の皆様ありがとうございます。大変でしょうが、今後も
その時々にあった巡礼旅行の企画をよろしくお願いいたします。

お休みをとって、また参加したいと思っています。
あらためて、信仰を見つめ直す良い機会となりました。

                       神に感謝
      大楠教会 浜﨑すみ江