「博多にきんしゃ~い2」を終えて・・・

昨年 夏「博多にきんしゃ ~い」を終え、福島へ二度目の視察に行った後
「博多きんし ゃ~い 2」に向け活動を始めました。
今回 は「福島家族支援実行委員会」を教区被災者支援室に立 ち上げ、
多くの神父さま方をはじめ、信徒協より男性委員、青年会からは若い力、教会内外の
ボランティアや団体と、多方面からの参加協力を仰ぎ「博多にきんしゃ~い2」を
無事行うことができました。


支援として「この活動は本当に正しいのだろうか?違う方法、もっと良い方法が
あるのではないだろうか?福島の方達の想いは他にあるのではないだろうか?」と
自問自答しながらも、「きっと私たちが楽しくなければ、福島の方達も楽しいわけがない~」を
実行委員全員のモットーとして「博多にきんしゃ~い2」では福島からの10家族、31名の皆さまを
お迎えし海に山に街へと出かけ、大名町教会をお借りしての夏祭りや、夜の博多ラーメンツアーなど、
たくさんの思い出をはじける笑顔とともに作ることができました。
教区の皆様には、クリスマスのワイン販売に始まり、募金活動への献金、
チャリティーコンサートへの協力、バザー品の検品、当日のボランティア、
そして何よりたくさんのお祈りで支えて頂きましたこと、
惜しみなく分け与えて下さった皆様の愛に心よりお礼を申し上げます。

福島の皆様、東日本大震災が起こり、福島原子力発電所が爆発する映像を観たあの日。
テレビ画面からでさえ『日本はこれからどうなるのだろう』と多くの人が恐怖や不安を感じ、
電気に依存する生活に問題意識を持ったことでしょう。
しかし、一年が過ぎ、
二年、三年と経った今日、やはり暑い時にはエアコンを付け、忙しい時には
電子レンジや全自動洗濯機に頼ってしまいます。
みんなで使う電気、みんなで使ってきた
電気なのに…福島の方達だけに悲しい経験、辛い現実、終わらない不安を
背負わせてしまい、本当にごめんなさい。
私達は決してあなた達を忘れたりはしません。
これからもここ福岡から福島を発信し続けます。
ですから、あなた達も私達の事を忘れないで下さい。
いつでも思い出して下さい。声をかけて下さい。

福島の子供たち、遠い福岡まで遊びに来てくれて本当にありがとう!
みなさんまたお会いしましょう。笑顔でお会いしましょう。それまでどうかお元気で。
私達はあなた達のために毎日お祈りしています。