~教皇メッセージに触れよう~
北九州信徒使徒職協議会新年懇談会



1月12日(日)、北九州地区信徒使徒職協議会では代表者会議に引き続き
司祭、修道者、信徒による新年懇談会が開かれた。
今年で12回目となる懇談会では~教皇メッセージに触れよう~をテーマに
毎日のようにインターネットや各種メディアを通して発信されるフランシスコ教皇さまの
メッセージをウォッチし小教区や教会の講座などで内容を解説し話されている
山元眞神父(小倉教会主任司祭・北九州地区地区長)が新聞、書籍、雑誌、DVD、
ホームページやブログ、ツイッターなどのメディアを紹介し、サイトでの最新情報の
見方などをインターネットを使い詳しく説明しながら教皇さまのメッセージについて話した。

 

山元師は、教皇さまご自身が何度も言われるようにイエスが一番大切なんだ・・
中心はイエス・キリストであると言うこと、イエス・キリストがここに生きておられるからこそ
私たちは喜べる、それを信じている者たちの集まりが教会なんだと言うこと。
何度も何度も話はそこにかえってきます、ですから私たちも中心はイエス・キリストであると
いうことをいつも考えて行きたいと思いますし、カトリックだけではなく一般のメディアが
注目し世界中に影響力のある教皇さまのメッセージに私たち自身がもっと触れて・・
イエス・キリストにもっと近づいて、それを確信として修道生活、社会生活を
おくって行くということを北九州地区の私たちから始めてみませんか・・
そこからいろいろな事が解決してくると思うし恵みも見えてくると思います・・。
今まで、そこのところがボケていたから一生懸命やってはいたのでしょうが
何か足りない状態になっていたのではないでしょうか。教皇さまのメッセージを通して
必ずそう言ったものが見えてくると思いますと話し、ホームページや動画サイトで流されている
弱者や貧しい人に向けられるフランシスコ教皇の笑顔あふれる演説や
説教の様子などの見方を説明した。また、私たちは誰もが弱さを持っているものなのです、
完璧な素晴らしい信者や小教区なんてありません。だからこそイエスを中心にやりましょうよ
もういい加減に私たちから変わらないと十字架につけられたイエスさまの死が無駄になってしまいます。
教会が教会になっていない・・イエスに聞かない、イエスに求めないで
どこにキリスト信者として生きる場があると言うのですか・・・教会は開かれていますか?
教会は救いの場になっていますか?弱い立場の人に寄り添っていますか?
変わりましょうよ・・私たち一人一人が変われば必ず
教会は変わりますと話し懇談会に入った。


1時間ほどの懇談会では、家庭でさえ信仰を伝えることの難しさを感じるといった思いや
私たちが変わらないから教皇さま(前教皇)までが疲れてしまったのではないのか
ショックを受けたといった感想の声、フランシスコ教皇さまのツイッターは
分かりやすいレベルなので親しみやすいなどの声も聞かれた。
懇談会の終わりに、今年9月に福岡教区主催で開催される「正義と平和全国集会」について
中村彰神父(戸畑教会主任司祭)からお知らせと内容についての案内がされ
参加司祭6名の祝福を受け新年最初の信徒協の懇談会は終了した。