「典礼憲章の要点」とミサの意味
~深く意識すべきこと~



2月16日(日)、北九州地区信徒使徒職協議会・典礼部会主催による
地区典礼研修会が行われた。
講師として長年、日本カトリック典礼委員会のメンバーとして活躍しておられる
フランコ・ソットコルノラ神父(真命山カトリック別院主催/ザべリオ宣教会)を迎え
「典礼憲章の要点」とミサの意味~深く意識すべきこと~と題して
お話しをしていただいた・・。
 

はじめに、フランコ神父さまは・・私にとって「典礼」を学べたと言うことは大きな恵でしたし
日本の教会の「典礼委員」として働ける恵みに感謝していると話し、委員会で2000年から
準備してきた新しいミサ典礼書も完成し来月ローマ教皇庁へ提出する運びとなったことを
報告し順調に行けば来年には1978年以来つかわれて来た仮認可のミサ典礼書が
大きな変更はないがローマ典礼書第3版にも適応したものとして出版されると話した。


典礼は「しるし」の世界に属するものです・・例えば礼をする時、頭を下げるだけですか?
心はついてこないですか?神さまに対して頭だけ下げて心は別々で何もしないと言うのは
いけませんね~「しるし」なのですから、心が私たちの全身だけではなく生活に
ついて行かないと・・・秘跡をもって嘘をつくことになりますよ。

 

第2バチカン公会議の典礼刷新の中で時代に合わせて少し目に見える儀式が変わりました・・・
私たちは「しるし」として示すことに対しては努力してはきたが、その意味を考え・・心を捧げて
心から礼拝することを深く考えていなかったように思います。目に見える「しるし」~その意味、
生活の中で体験する意味について十分に考えなければいけませんと話し
典礼憲章を抜粋して聖書のことばと照らし合わせ具体的に解説しながら話された。


フランコ 神父さまのお話しをダウンロードして聴くことができます。

 
フランコ 神父講演  質疑応答