受難の水曜日「聖香油」ミサ



41(水)カテドラル大名町教会で聖香油のミサが行われました。
教区内の司祭57人、福岡キャンパスの神学生や福岡教区の小神学生、
コレジオ生、信徒など350人くらいが参加し平日の午後でしたが
大聖堂はいっぱいになりました。ミサの中で、秘跡の執行に必要な三種の油、
病者の塗油に使われる紫の布に覆われた香油、
洗礼などに使われる赤い布がかけられた香油、
そして白い布の覆いがかけられるのが聖香油で
叙階式や堅信式などで使われるものとして祝別されます。
聖香油の祝別では司教が香料の混ぜられた油に
口を近づけて息を吹き込み聖霊の注ぎをしるし、祝別の祈りが唱えられ、
参列する司祭団一同も聖霊の働きを願って手をさしのべながら祝別されます。
また、このミサは司祭制定のミサとしても捧げられ、全司式司祭は
それぞれが叙階された日の誓いを思い起こし、
その叙階の誓いを新たにします。