聖マリア学院大学で東北ボランティア活動報告会
~東日本大震災を忘れない。3.11~



聖マリア学院大学(久留米市)の学生による「東北ボランティア活動報告会」が
平成26年11月8日(土)に開催され、学生・教職員、
一般市民の計約40名が学生の発表に耳を傾けた。


  報告会を企画したのは、東北支援サークル「ふぃりあ」のメンバー。
夏期休暇中にカリタス米川ベース、カリタス釜石で
ボランティア活動に参加した学生12名が現地で撮影した写真とともに、
取り組んだボランティア活動の内容紹介と活動を通じて感じたことを分かち合った。

大震災発生から3年半が経過し、現地のことが報道される機会が少なくっているが、
まだ震災の爪痕は鋭く残っており、そこに暮らす方々の生活環境にも心にも
大きな影響を与えていることが報告された。
復興に向けた取り組みの実情や課題、お茶っこサロン
(仮設住宅等の集会所にて提供される談話スペース)で現地の方々との会話、
全国から集まり、復興支援活動を続けているボランティアとの
出会いを通じて考えさせられたことを伝えるとともに、
震災の出来事を忘れないことが被災された方々への何よりの支援であり、
福岡にいても出来る支援を探し、取り組んでいきたいと語った。

聖マリア学院大学では、同校カトリックセンターが呼びかけを行い、
震災発生の半年後の20119月からカリタスジャパンのボランティアベースへ
学生・教職員の派遣を行っており、20149月までに18回、延べ72名を派遣している。