2013’教区の日「信仰年」閉幕ミサ



11月23日、第3回目となる「教区の日」の集いが
カテドラル大名町教会において行われた。


みことばの祭儀から始まった教区の日、宮原司教は「信仰年」の閉幕を教区としても
行いたいと今年は誰でも参加できるようオープンにしたと挨拶し
言葉として「信仰年の閉幕」と言ってしまえば終わりのようにも思えるが・・
私たちの信仰の歩みが終わってしまったと言うのではありません
神さまの恵みが今日で終わってしまうわけではなく、これからもっと信仰を
豊かにしながら歩みを進めるためなのですと話した。

 

みことばの祭儀の後、フランコ・ソットコルノラ神父(ザべリオ会・真命山)の講演が行われ、
「信仰年」が行われた経緯、背景などについて第2バチカン公会議が始まってから
50年経ったところで公会議を振り返りたいと言うことと、公会議の集大成とも言うべき
カトリック教会のカテキズム、信仰の要理が発布されてから20年経ったことを記念し
ベネディクト16世前教皇さまが「信仰年」を制定された流れについてバチカン公会議が
もたらしたもの、その意味についても時代背景などに触れながら話した。


午後からの「信仰年」閉幕、感謝ミサでは第2バチカン公会議の実りとして
第2バチカン公会議公文書、カトリック教会のカテキズムが信徒代表によって聖書と共に捧持され
共同祈願では福岡、筑後、北九州、佐賀、熊本の教区内の各地区代表から「信仰年」の
各地区、小教区においての取組が発表され祈りに代えられた。
また各小教区の代表等の手によって報告文書も奉納された。
ミサの終わりに「教区の日」開催にあたって準備してくださった司祭、信徒の
皆さまへ宮原司教より感謝のことばが述べられ、荘厳な派遣の祝福で閉祭となった。