教区の日2014「信仰の伝達」



11月24日、今年も「教区の日」の集いがカテドラル大名町教会において行われた。
この日は先日、日本一になったホークスの優勝パレードも行われ
カテドラルの前を選手を乗せたオープンカーやオープンバスが通り、鐘楼の鐘も
鳴らされ多くの皆さんが祝福した。


実行委員長の下町豊重神父は、私たちは福岡教区の
神の民であります。このことを意識しながら一致と絆を深めるべく
頑張って行きたいと思いますと挨拶した。


みことばの祭儀の後、青年二人による「信仰の伝達に関する証し」の
発表が行われ、それぞれに悩みながらも、いただいた信仰や愛を
伝えて行きたいとの思いを分かち合った。
また、信仰の伝達と使徒的書簡「福音の喜び」をテーマに
フランコ・ソットコルノラ神父(ザべリオ会・真命山)の講演が行われた。
1時間ほどの短い講演ではあったが、フランシスコ教皇の使徒的勧告として
出された「福音の喜び」をもとに、教会のあり方、福音宣教について話された。
キリストは貧しくされた人のもとにいる・・福音宣教は神を知らない人にだけではなく、
受洗していても信仰から、教会から、離れている人にもなされなければならない。
一年かけて、一人が一人を教会に招けば、教会は2倍になる・・・と話した。


午後からの感謝ミサの共同祈願では福岡、筑後、北九州、佐賀、熊本の
教区内の各地区代表から各地区、小教区においての取組が発表され祈りに代えられた。
また各小教区の代表等の手によって報告文書も奉納された。
ミサの終わりに「教区の日」開催にあたって準備してくださった司祭、信徒の
皆さまへ宮原司教より感謝のことばが述べられたあと、派遣の祝福で閉祭となった。