「美野島司牧センター」でのイースター


4月5日(日)美野島司牧センターもイースターを迎えました。
前日は雨模様で心配をしましたが、当日はすっかり天気になり、満開の桜が舞い散る中、
久しぶりに大勢のペルー人がミサに来ました。
センターも20年も経つと、初聖体でワイワイ、ガヤガヤと勉強をしていた子供たちがお母さんになり、
自分の子供をおんぶや抱っこをしてやってきました。
いつのまに、と日本のお金の数え方からおしえなければならなかったペルーの子たちも、
長い年月の間にすっかり日本の生活に慣れ、一生懸命に子育てをしているようです。
とても嬉しい光景です。
ミサの時に待者のお手伝いをしてくれていた子供は、大学を卒業して
今年から職を得て親元を離れたそうです。また、長い間大村収容所に収容されていた
カメルーンの青年がひさしぶりに奥さんと幼子を抱えてやってきました。
彼は現在仮放免中ですが、やっと安らいだ暮らしをしているのでしょう。
明るくて元気な様子に私たちはほっとしました。


毎年恒例のバーベキューでは、ダルクの青年もまじえて70名程集まりました。
ペルー人同士再会を喜んだり、近況を知らせあったりして、
神様の長い間のお守りを感謝しながら楽しくすごしました。
イースターのこの日に、美野島司牧センターで繋がっている外国籍の人々が、
日本の社会の中において自分の道を切り開き歩んでいる姿を見ることができ、
心から喜びを感じることができました。