「私の隣人とは誰ですか」北九州平和の集い

8月4日(日)年間第18主日の午後、小倉教会において
第19回目となる「北九州平和の集い」が行われた。
日中の気温が35度を超すような、猛烈な暑さとなったこの日…。
それでも北九州地区の各教会から250名ほどの皆さんが、
すべての人の平和を考え、願い、祈るために共に集った。

はじめに「平和の火」を受け取り祭壇に捧げた深堀勝人神父
(小倉教会主任、信徒使徒職協議会担当司祭)は、6日~15日までの
「カトリック平和旬間」にふれ、この平和旬間の10日の間に
「広島の原爆」「長崎の原爆」そして「終戦の日」を迎えます。
もう74年も前のことです…私たちは忘れかけているかも
知れないけれども、こうして平和旬間を迎え記念することで、
平和の尊さ、平和への思いを新たにし、世界平和を願い祈ります…。
また「世界の平和」という大きな視点だけではなく、身近な
私たちの家庭からはじまる平和への思いも新たにしながら、
今日の集いの一時を大切にできたらと思いますと挨拶した。
続いて実行委員長の挨拶の後、谷口尚志神父(水巻教会主任)の
平和講演が行われた。善きサマリア人のたとえ話から、
イエスさまが私たちに問うている「あなたはその人の隣人であるか」
そしてミサの平和の挨拶の時に「わたしは、平和をあなたがたに残し、
わたしの平和を与える(ヨハネ14:27)」のことばなどから、
信仰に基づいて平和を求める私たちは、平和のつくり手として、
イエスさまのようにすべての人の隣人になることによって与えられる
「平和」で、満たされる世界の実現のために「すべての人の
隣人となる決意を新たにしたいと思いますと話した。
平和講演のあと聖堂では三組の活動グループの取組み発表が行われ、
多文化共生関門ネットワークのグループから、日本の企業などで
外国人技能実習生、あるいは研修生として働くベトナム人青年たちの
現状の様々な問題が、ベトナム人青年から発表された。
言葉の問題(意思疎通の難しさ)や生活習慣の違いから発生するトラブル、
職場でのイジメや暴力被害、不当な労働の強制などの実態があることが
携帯で撮影された映像などを使って話され、支援が呼びかけられた。
交流タイム後、講演から別プログラムで平和を学んでいた子どもたちも
聖堂に合流し、平和祈願が行われた。
今年は、例年になく地区の多くの司祭も参加する平和の集いとなった、
それぞれ皆さんに紹介されたあと各教会から奉納される折り鶴などを、
子どもたちから受け取り奉納し共同祈願や「平和を求める祈り」が
捧げられ集いは終了した。