2017’教区の日

11月23日(木・祝)カテドラル大名町教会に於いて、今年も教区の日が開催された。
大聖堂での静かなテゼの祈りから始まり昼食まで、講演会と教区内各地区および
信仰、活動グループなどの活動報告。子どもたちは開式の祈りの後、1階講堂で
鳥栖教会による、子ども人形劇(信仰の遺産)やレクレーションと言った別
プログラムで楽しく過ごし、午後から教区長、ドミニコ宮原良治司教司式の
「教区の日」感謝ミサで散会した。
講演は長崎大司教区の古巣馨神父が講師を務め、「福岡教区へ高山右近の使信、
信頼といつくしみと調和」と題して、今年の「福岡教区の日」のテーマに合わせて
行われた。

古巣神父はマルチン・ルターの宗教改革500年に合わせ。今日、長崎で行われている
ルーテル教会とカトリックの集いにふれ、宗教改革よりも福岡教区が自己改革を
すると聞いたものですから、こちらの方が大切かなと思って来ましたと話し会場の
笑いを誘い、話し始めた。
先日、亡くなられた川添猛神父さま(福岡教区でも働かれていた長崎教区司祭)の
話しを通して、伝えられた信仰を一つも無駄にせず、伝えて行くことの大切さを
語りながら現在の日本の教会の現状についてふれ、毎年巡ってくる福岡教区の
「教区の日」は足元の現実から出発することを願いますと話した。
また、今年2月に列福された高山右近の生き方、当時の日本のキリスト教、日本の
教会共同体の在り方「信頼」と「いつくしみ」と「調和」に、日本の教会共同体の
再構築、自己改革への示唆(使信)があると話した。
※古巣馨神父の講話を読むことができます。(PDF)

講演会が終了し、各地区および活動グループなどからの活動報告が行われたあと、
宮原司教は感謝ミサの中で、教会の姿には二つの姿がある、一つはキリストの神秘
(中心)に向かう姿。もう一つは真逆の社会(外側)へと向かう姿。内向きに現状を
悲観するだけではなく、大きな社会へと向かう(開かれた教会)、外へ向かう姿勢が
あれば希望は必ずある。これが「いつくしみから踏み出す第一歩」に繋がるのでは
ないかと思いますと話し、教区の日を開催するにあたって尽力してくださった皆様、
また教区の日のために、小教区などにおいて、この一年の活動を振り返ってくださった
皆さまに感謝の言葉を述べ閉会した。