駐日教皇大使、佐賀地区訪問

 11月30日(土)ジョゼフ・チェノットゥ大司教(駐日バチカン教皇大使)が
佐賀地区を公式訪問され呼子・唐津・多久・佐賀の4つの教会でお迎えしました。


 呼子教会(堤 好冶神父)ではかわいい5名の幼児のマーチングの出迎えに
大使は笑顔で幼児に声をかけられていました。
唐津教会では土曜学校の45名の子供達が歓迎の歌のプレゼントの後、皆で笑顔で記念撮影。
主任司祭のスタン神父から教会建替えの計画が有り少しずつ前進しているとの話を聞かれ、皆で
一致して進むようにと特別の祈りと祝福をいただきました。
 多久教会(田中 重治神父)では中高生の英語での歓迎メッセージに若い人の力を感じられて
嬉しいとのお言葉をいただきました。また和服の女性のお茶の接待を受けられ、駆けつけられ
た鹿島教会のマネルバ神父・信徒、武雄教会(田中 重治神父)の信徒も一緒に記念撮影。
 佐賀教会(平田 敬神父)では、信徒皆でバチカン国旗・インド国旗での歓迎を受けられ、
同郷(インド・ケララ州)の佐賀市在住の信徒の方の思わぬ歓迎にびっくりされて喜んでおられました。
 翌日、宮原司教様から大使がたいへん喜んでおられたと伺いました。

 

 聖堂で祝福をいただいた後、幼稚園ホールでマリア会が用意したケーキ・コーヒーなどを召し上がり
ながら談笑され、お帰りの際は信徒一人一人と握手していただきました。皆、感謝・感激していました。
 経験のない教皇大使の公式訪問。それぞれの教会でお迎えできる喜びと感謝をお伝えする方法を
考えて、背伸びせずに佐賀地区らしいお迎えが出来たのではないかと思います。


 翌日、宮原司教様から大使がたいへん喜んでおられたと伺いました。
笑顔をたやさない優しいお人柄の大使と、緊張する信徒をフォローしながら通訳していただくなどの
宮原司教様のお心配りに感謝いたします。また関係された神父様方にも御礼申し上げます。
大使が述べられた、フランシスコ教皇のメッセージ:各小教区が皆で祭壇を囲み聖体祭儀により聖霊
に満たされ小さくされた人や弱くされた人にも目を向ける信仰共同体となり福音宣教に努めるように。
大使の祝福を受け、聖霊に満たされ、各小教区が前に進める力をいただきました。神に感謝。