聖堂が映画館に・・!!
~堅信準備の中高生のために映写会~

7月8日(日)行橋教会の聖堂で主日のミサ後と、夜7時からの
堅信準備クラスの子どもたち(中高生)のために映写会が行われた。


行橋教会では今年、希望する17名の子どもたちが11月に行われる堅信の秘蹟に向かって
5月から月2回、堅信準備クラスとして日曜日の夜7時から集い信仰とは何か?真剣に学んでいます・・。



「祈りの集い」から始まって6回目、今回のテーマは「信仰に生きる」・・・
特別な演出やオーバーな表現はないけれど、しっかりと事実に基づいて、
しかも忠実に殉教した修道士たちの心の葛藤や、信仰に基づいて暴力に対しても
愛で応えて行く姿・・・死への恐れと苦しみの中でキリストに従って行く姿を
描いた映画~アトラスの殉教者~「神々と男たち」が上映されました。
この日は、殉教した修道士たちを実際に良く知っている厳律シトー会トラピスト修道院の院長、
シャルル・ロビリアル(Charles ROBILLIARD)神父さま(日本のトラピスト教会訪問の為に来日中)が
行橋教会のミサから共同司式をし上映会にも参加してお話しをしてくださいました。
ミサ後に聖堂の窓を塞いで暗くし大きなスクリーンで上映されたあと参加者の質問に応え
・・・兄弟たちが殺された事実に、はじめはショックが大きかったが
やがて感動に変わりました・・皆さんもご覧になって感じられたと思いますが彼らは普通の
人間です、死の前には誰もが恐れを抱きます・・・もし私だったらどうするか・・
自分が本当に小さな者だと解ります・・・でも人は試練にある時必ず恵みをいただきます・・
それを乗り越えるために・・・聖霊の働きがあったからこそ最後まで彼らは耐えしのぶことが
できたのです。私は私に問いかける都度に思います・・その力は自分の力ではなく
与えられた力なのだと・・・お話ししてくださいました。


ミサ後の映写会の参加者は70名を超えるほど・・夜の堅信準備クラスの
上映会にも中高生以外に20名ほどの信者さんが参加してくださいました。
子どもたちが、どれほど理解できたのかは解りませんが日曜日の夜・・
字幕スーパーで観る映画の上映の間、誰一人居眠りすることもなく
信仰のあり方について何かしら感じることができたのではないかと思います。