堅信準備クラスの中学生、長崎市内巡礼

8月22日(水)、堅信の秘跡へ向け準備する行橋小教区(行橋・豊津教会)の
中学生たちが夏休みを利用し長崎市内の巡礼に出かけた。

 

行橋・豊津で堅信の秘跡を望む中学生16名、高校生1名のうち、学校行事などで
参加することができなかった3名を除き14名の子どもたちが、司祭・スタッフを含め
23名で早朝、行橋教会を出発し今年、列聖150周年の節目を迎えた日本26聖人の
殉教の地である長崎市西坂へ着き、日本26聖人記念館を見学したあと
隣接する聖フィリッポ教会で巡礼のミサを捧げた。聖フィリッポ教会では
香部屋に安置されている殉教者の聖遺物(遺骨)の前でも祈りを捧げることができた。
ミサ後、大浦へ移動し昼食をとり信徒発見の地である大浦天主堂を見学、僅かな自由時間を
楽しみ浦上の如己堂へと向かった。如己堂にある永井隆記念館では
放射線に侵されながらも信仰を持って生き、隣人愛による恒久平和を訴え願い続けた
永井隆博士の生涯を紹介するビデオに子どもたちもスタッフも真剣に見入った。
巡礼の終わりに浦上天主堂に行き、被爆地長崎の象徴とも言える「被爆マリア像」のある
浦上天主堂小聖堂で巡礼の終わりの祈りを捧げることができた。

先人たちの信仰を持って生きる生き方に触れたとでも言いましょうか・・
今回巡礼に参加した子どもたちは、ほとんどの子が長崎へは幾度となく
来ていたようですが家族や修学旅行、また観光などで来たときとは違った感覚で
この長崎市内巡礼を受け止めたようです。