2021年 すべてのいのちを守るための月間 オンライン養成④(2021年9月27日公開)

   

第4回 3.環境問題と福音宣教 (3)失われた調和を回復させ一新したキリスト(後半)

 

◆第3回はこちら⇨第3回 3.環境問題と福音宣教 (2)人間の罪によって調和を失った世界、(3)失われた調和を回復させ一新したキリスト(前半)

(以下の文章はカテケージスからの抜粋です。日本カトリック司教協議会会長カテケージス「環境問題と福音化」の全文はこちら(外部リンク)⇨https://www.cbcj.catholic.jp/2021/08/06/22923/ )

3. 環境問題と福音宣教 

(3)失われた調和を回復させ一新したキリスト

B.  わたしたち人間同士の関係

「主イエスは、聖霊によってわたしたちの心に神の愛を注ぎ、その愛を相互愛によって現わすよう諭されます。『わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。』(ヨハネ15・12)こうして兄弟を愛する人は神を愛し、神を愛する人は兄弟を愛することになるのです。ここでいう『兄弟』は、性別、年齢、心身の健康状態、出自、職業、国、言語、文化、宗教などの違いがあっても、それを超えて尊重されるべきすべての人のことです。従って、すべての人は、互いに相手の人間としての尊厳と基本的人権を尊重し、偏見や差別、いじめ、あらゆる暴力など、危害を及ぼすものからいのちを守り、貧困、飢え、難民生活などで苦しんでいる人々を助け支えるよう神から召されています。」

「新しい神の民である教会は、人と神との親密な交わりと全人類一致のしるしであり、道具です。つまり、教会共同体は、すべての人にとって神との交わりと人間同士の交わりが実現し、広めるはずのものです。」

C. わたしたち人間と環境の関係

「神は、『一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。』(使徒言行録17・25-26)大地を人間が住み、耕し守る所として備え、太陽の光と水を与えて、すべての生き物を養い、人間には自分のいのちを養うための能力と労働、それによって得る作物、家畜や海の幸を豊かに恵み、生きる喜びを与えてくださいます。神は、いのちを愛し、いのちといのちを支えるすべてのものをいとおしまれます。この神の愛がすべてであり、わたしたちはその愛を知り、信じています。」

「第二バチカン公会議は、こう教えています。『高慢と無秩序な自己愛によって日々危険にさらされているあらゆる人間活動は、キリストの十字架と復活によって清められ、完全なものとされるべきである。キリストによってあがなわれ、聖霊において新しい被造物とされた人間は、神によって造られたものを愛することができるし、また愛さなければならない。実際、人間はそれらを神から受け、神の手からほとばしり出るようなものとして受け止め、尊重する。人間は、その贈り主に感謝し、清貧と精神の自由をもって被造物を利用し享受することによって、無一物のようでありながら、すべてのものを所有し、真に世界を所有するものとなる。「いっさいはあなたがたのもの、あなたがたはキリストのもの、キリストのものは神のものである」(一コリント3・22-23)』(『現代世界憲章』37)。」

「わたしたちは、わたしたち人類の共通の家である、この地球環境をいとおしみ、大切にしないではいられません。どうしてそれを汚したり、傷つけたり、破壊したりすることができるでしょうか。そのような行為は、わたしたち自身と後の世代に対する不当な行為であるという自覚を深め、適切な考えと行動をしなければなりません。」


振り返りのポイント

祈る

 毎日少しずつみ言葉(聖書の言葉)に触れ、神の愛、いつくしみ、私たちへのまなざし、御心を味わいましょう。
 また、「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」を参考に祈りを深めましょう。

  

関わる

 「世界難民移住移動者の日(2021年9月26日)」の教皇メッセージを読み、現代社会の現状について思いを巡らしましょう。

 

行動する

「わたしたちは、わたしたち人類の共通の家である、この地球環境をいとおしみ、大切にしないではいられません」とあります。自分の生活スタイルを見直し、「地球環境を愛おしむ」ためのより良い選びをし、行動に移してみましょう。

 
 

賛美する

 「キリストによってあがなわれ、聖霊において新しい被造物とされた人間は、神によって造られたものを愛することができるし、また愛さなければならない。」このめぐみを味わい、主のわざを賛美しましょう。

  

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