教会とお寺の鐘を響かせて
新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、信者有志から「決まった時間に福岡市内にあるお寺や教会の鐘を同時に打ち、医療従事者始めエッセンシャルワーカーの人たちに感謝とエールを届けたい」との願いが届きました。宗教を超えての輪が広がっているようです。
カトリック福岡司教区もこれに賛同し、教区内(福岡、佐賀、熊本)の教会に呼びかけて、可能な地域では下記の通り鐘を打つことになりました。
◆毎週金曜日 午後2時(5月15日から開始)
◆期間:新型コロナウイルス感染症の終息宣言が出されるまで
カトリック福岡司教区は、この鐘の音が医療従事者・エッセンシャルワーカーに限らず、すべての人に慰めと希望を届けるものであることをお祈りしております。
教会の鐘は毎日の祈りの時間を告げる他、結婚式、葬儀などで鳴らされます。祈りとは私たちのいのちを守り育む神との交わり、そして共にこの世に住む人々との交わりを思い起こすときです。私たちが鐘の音を聴くとき、この天地万物と世界に住む人類との交わりを思い起こすことができますように。
※なお、本日5月14日はフランシスコ教皇の呼びかけによるコロナ禍においての「祈りと断食と愛のわざの日」です。こちらも宗教を超えての連帯を呼び掛けています。詳細はこちら⇒https://www.cbcj.catholic.jp/2020/05/12/20742/