ものがたり

わたしにとっての教皇来日

My Story on “Papal Visit in Japan”

11月23日~26日に来日されるローマ教皇(ローマ法王)フランシスコ。「私にとっての教皇来日」と題して、それぞれの思いを寄せていただきました。絵はカトリック聖クララ幼稚園(福岡市南区)の年長さんたちが協力してくださいました。幼稚園では教皇様について、訪日についての話をされたとのこと。子ども達がとても興味を示し、「会いたい、会いたい」コールで盛り上がりながら、すごい勢いで今回の絵も完成したそうです。

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ようちえんの子どもの絵。フランシスコ教皇と私はパパさまにあいたいです、と書かれています。

「38年前の長崎でのヨハネ・パウロ2世のミサは、小学2年生の私にとって、『日本のカトリック』がかくも多く、かくもパワフルであることを、肌で感じる機会だった。そしてその想いは、2000年のWYD(World Youth Day, カトリックの世界青年大会)に参加した時には、世界規模で拡大した。今回長崎のミサには、勤務するカトリック学校の生徒たちを引率して参加する。カトリックといえば自分の学校くらいしか知らない彼ら彼女らに、現在の日本のカトリックのパワーが伝わればいいなと期待している。そして一緒に連れて行く娘にも。」(深堀伸一、中高教諭、40代)

 

「この度の教皇様の来日にあたり、当園では職員研修会として、まず『教皇フランシスコの素顔』というDVDを鑑賞し、そして『すべてのいのちを守るため』というテーマで、特に『喜びの三つのレベル』について取り上げ、具体的に私たちに出来ることは何かをグループワークで話し合い、教皇様の思いを少しでも共感することが出来ました。38年ぶりの教皇様来日、長崎での『教皇ミサ』に参加できることを今から楽しみに致しております。(M.S、児童養護施設職員、60代)

 

「前回のヨハネ・パウロ2世の来日は私が生まれる1年前でした。1年前に生まれていたら、特別な年になったのに…との思いがありましたが、今回、私が生きている間に教皇来日が実現してとても嬉しいです。また、今、家庭を持ち、夫と子ども二人と共に家族で教皇ミサに参加できることは感慨深いものがあります。こんなことは予想もしていなかったので、神さまの計らいの大きさを感じ、深い喜びを感じます。子どもたちにも教皇様のことを聞かれ、私なりに答えていますが、子どもたちがパパ様(教皇)に出会い、さらにパパ様のことを知ってくれたら良いなと思います。」(A.H、主婦、30代)

「교황님께서 한국에 오셨을 때에 저는 교황님을 만나기 위해 서울에 갔습니다. 비록 사람들이 너무 많아서 가까이서 교황님을 뵐 수는 없었습니다만, 교황님 미사에 참가하는 것 만으로도 새로움을 느낄 수 있었습니다. 이번 교황님 일본 방문 때에서는 조금 더 가까이서 교황님을 뵐 수 있었으면 합니다. 

個人的に教皇様に合うのは今回が2回目になります。教皇様が韓国にいらっしゃったとき、私は教皇様に合うためソウルに行きました。残念ながら、人が多すぎて、教皇様の顔を近く見ることはできませんでしたが、教皇様が捧げられるミサに与かることだけでも、すごく新しさを感じることが出来ました。今回の教皇訪日の時は、もっと近いところから教皇様を見ることができればいいなと思います。」(ヂョン・ウォンチョル、神学生、20代)

 

「前回ヨハネ・パウロ2世来日は後楽園球場でのミサの参加することが出来ましてあの有名な大雪の中、暖かさと愛を感じるミサでした。当日聖歌の総合練習など一度もされない中、なんと美しく整った綺麗な聖歌。今でも心の中に響いています。神の愛とはこのようなものなのでしょうか。何度も何度も“Viva パパ”と大きな声で歌ってました。

  その後の自分の人生の中であの時の“Viva パパ”が励ましになっていた事は確かです。実家の九州に母を残し東京で生活をする中、自分を失いそうになりそうな時の“Viva  パパ”は心向きを変えるものでした。

  そして今回のフランシスコ教皇来日、まだ身体は動いている自分の足でお会いできる事に感謝と今目の前にある十字架を一緒に支えて下さいませとお願いに行きたい所存です。  祈りうちに…」(S.I、パート、60代)

 

「私にとっては70年前に自分がローマにいたときのピオ12世の教皇の権威的なイメージが強く、現在のフランシスコ教皇が格式ばったところが少ないことに嬉しい驚きを感じます。教会の変化は不思議なものです。今回、庶民的な形で日本を訪問してくださることは本当にありがたいことです。どのような理由で(意図をもって)教皇様は日本にいらっしゃるのかを知りたいと思うし、教皇様の訪問と発するメッセージに対して、日本の教会が教皇様に何を約束するのか、どのように応えていくのかを注視しています。」(匿名希望、カトリック引退司祭、90代)


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