Differences between African Churches and Japanese Churches
Ugbor, Esther Nkiruka
<日本語訳>
アフリカの教会と日本の教会の違い
ウグボ・エスター・ンキルカ
西アフリカに位置するナイジェリア出身のエスターさんは大名町教会のミサに参加しています。
エスターさんには、アフリカの教会と日本の教会との違いについて(普段のミサの違い、イースターの違い、教会共同体の違い)また、日本で自分の信仰を保つ上での良い面や難しい面について書いていただきました。
- アフリカの教会と日本の教会の違い
アフリカ: 教会の歴史は古く、ヨーロッパの植民地支配者がもたらしたものである。
日本: 同様に長い歴史を持つが、西洋の植民地支配と結びつけようとした日本の時の権力者による迫害に直面した。
アフリカ: 信者数は非常に多い。キリスト教はアフリカの主要な宗教のひとつである。
日本: 信者数は少ない。キリスト教は日本ではマイナーな宗教である。
- ミサ、復活祭、教会共同体の違い
日本のミサ: 静かな雰囲気に包まれている。聖歌や歌は日本語で、時に英語訳もある。
アフリカのミサ: エネルギッシュなダンスや音楽など、活気あふれる礼拝スタイルである。
日本の復活祭: 祝祭日ではなく、日本人クリスチャンのみが守っている。
アフリカのイースター:祝日である。アフリカの多くの国では、聖金曜日と復活祭の月曜日を祝日としている。
日本の教会共同体: より私的なもので、教会に属する人々や社会から疎外されたグループに限って奉仕プログラムを提供している。
アフリカの教会共同体: より公的なもので、学校や保健センターを建設したり政治に参加したりしている。
- 自分自身が日本で、信仰を維持するための良い面と困難な面
良い面:異文化や宗教間の違いを超えた寛容さを学ぶことができる。
困難な面:言葉の壁や宗教的な誤解に直面することがある。