2022年度 「第47回日本カトリック映画賞」決定
「日本カトリック映画賞」は、放送、映画、 視聴覚メディアに携わるカトリックの国際的な団体である SIGNIS (世界カトリ ックメディア協議会 本部・ブリュッセル)の日本組織 SIGNIS JAPAN (カトリックメディア協議 会、会長・土屋 至) が、 前の年の12月から次の年の11月までに日本国内で制作・公開された映画の中からカトリックの世界観と価値観にもっとも適う作品を選んで贈られるもので、今年で47回目を迎えます。
2022年度の「日本カトリック映画賞」には、劇映画「桜色の風が咲く」 [松本 准平 (まつもと じゅんぺい) 監督 113分 配給:ギャガ GAGA] が決定しました。
本作『桜色の風が咲く』は、9歳で失明、18歳で聴力も失いながら、やがて盲ろう者として世界で初めて常勤の大学教授となった福島智(ふくしまさとし)と その母の物語で、 実話をもとに「生きる希望」を描き出す真摯で温かな人間讃歌 (同作品公 式ホームページより)として選考会でも高く評価されました。
同時にドキュメンタリー映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』 [谷津 賢二(やつ けんじ) 監督 90分 制作・配給: 日本電波ニュース社] を「第2回シグニス平和賞」に決定致しました。
シグニス平和賞は、 SIGNISの「平和の文化を推進する」という理念に則って、2014年に特別に創設されました。 カトリックの世界観や価値観に合致し、 特に強く平和を訴えかける優秀な 作品を厳選して、作品および監督を顕彰するもので、今回第2回の授賞です。