2023年7月23日 祖父母と高齢者のための世界祈願日
教皇フランシスコは、 イエスの祖父母ヨアキムとアンナの記念日 に近い毎年7月第4日曜日を「祖父母と高齢者のための世界祈願日」と制定されました。今年は7月23日です。今年のテーマは 「そのあわれみは代々に限りなく」(ルカ1・50) です。この日は、祖父母や高齢者が社会にとって大切な存在であり、その存在を認めるように招いています。
◆ 第3回「祖父母と高齢者のための世界祈願日」教皇メッセージ 2023年7月23日
※外部リンク(上の青い文字をクリックすると全文をお読みになれます。):カトリック中央協議会
祖父母と高齢者のための祈願日(7月の第4日曜日)とは
この祈願日は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中に制定されました。感染拡大防止のため、多くの高齢者が孤独のうちに置かれ、だれにも看取られることなく亡くなりました。その悲劇は、苦しむ人に寄り添うというキリスト者の召命について、あらためて考えるよう促します。
この祈願日の教皇メッセージは、とりわけ高齢者自身へと向けられます。教皇は、記憶を保ち信仰を伝えるという高齢者の使命を繰り返し説いています。高齢者には、社会において担うべき役割があるのです。
ですから、高齢者にとってはその使命の自覚が、後の世代にとっては高齢者の果たす役割への理解が、それぞれ求められます。家庭にも教会にも、高齢者が活躍する場、あらゆる世代がつながって協働する場が必要なのです。 (カトリック中央協議会ホームぺージより)