2026年 第59回「世界平和の日」教皇メッセージ(2026.1.1)
1月1日 世界平和の日とは
教皇パウロ六世は1968年1月1日、ベトナム戦争が激化するなか、平和のために特別な祈りをささげるよう呼びかけました。それ以来、全世界のカトリック教会は毎年1月1日を「世界平和の日」とし、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈ります。
2026年 第59回「世界平和の日」教皇メッセージ(2026.1.1)
あなたがたに平和があるように――「武器のない平和、武器を取り除く平和」に向けて
「あなたがたに平和があるように」。
多くの文化の中で今も日々用いられるこの古来のあいさつは、過越祭の夕方、復活したイエスの口から新たな力を吹き込まれました。「あなたがたに平和があるように」(ヨハネ20・19、21)。
これは単なる願望ではなく、この平和を受け入れる人々の中で、したがってすべての現実の中で、決定的な変化をもたらします。そのため使徒たちの後継者は、日々、世界中で、もっとも静かな革命に声を与えます。「あなたがたに平和があるように」。
わたしはローマ司教に選ばれた晩から、自分のあいさつの中に、この世界中でともに唱えられる告知を含めることを望みました。わたしたちは繰り返して述べたいと思います。これが復活したキリストの平和です。謙遜で、忍耐強い、武器のない平和、武器を取り除く平和です。この平和は神から来るものです。神はわたしたち皆を無条件で愛してくださいます(1)。
(2026年 第59回「世界平和の日」教皇メッセージより)
バチカンにて、2025年12月18日
教皇レオ十四世
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(外部リンク:カトリック中央協議会)






