【再掲】「バチカンと日本 100年プロジェクト」のご紹介
以前以前ご紹介しておりました「バチカンと日本100年 プロジェクト」について、4年間の活動をプロジェクトの中心メンバーが語った動画と、 世界的指揮者であり、本プロジェクトのアンバサダーである西本智実さんが世界平和への願いを込め、2023年1月25日（水）、長崎県長崎市の浦上天主堂にて演奏した 「響け！平和の鐘 プレミアムコンサート」 の様子が公開されていますのでお知らせいたします。
バチカンと日本は、大航海時代のキリスト教伝来を初めての出会いとして、すでに450年以上の時を刻み、キリシタン文化の時代、潜伏キリシタンの時期や明治初年の奇跡の再会を経て、現在まで交流を続けてきました。
2022年は正式な国交締結から80年にあたり、この長きにわたる関係には特別なものがあります。 この年月を通じてバチカンには宣教師の書き送った文書や近代の外交関係資料など、日本に関する数多くの文献が収められてきました。これらは両国の関係の深さの証ですが、しかしいまだ交流史についての包括的な調査は十分ではなく、研究の光があてられていない史料も存在します。
響け！平和の鐘 プレミアムコンサート
～長崎 浦上天主堂における 西本智実 コンサート～
【響け！平和の鐘 プレミアムコンサート】 2023年1月25日（水）18,30 ＠長崎 浦上天主堂
「バチカンと日本 100年プロジェクト」の国際文化交流活動の大きな締めくくりとして、 世界的指揮者であり、本プロジェクトのアンバサダーである西本智実さんが世界平和への願いを込めて贈る 「響け！平和の鐘 プレミアムコンサート」 を、2023年1月25日（水）、 長崎県長崎市の浦上天主堂にて開催しました。
指揮を務めた西本智実さんは、2013年にアジアで初めてバチカン国際音楽祭に招聘され て以来、毎年、サン・ピエトロ大聖堂でのミサや、サン・パオロ大聖堂でも演奏され、 2015年の原爆投下70年の際には、サン・ピエトロ大聖堂に於けるミサの共同祈願で原爆投下による犠牲者に対しての追悼メッセージを世界に向け発信しました。またバチカンから 長崎市長・広島市長への親書を託され、手渡しにて届けるなど、バチカンと日本をつなぐ 様々な文化交流活動を行ってきました。
「バチカンと日本100年 プロジェクト」 プロジェクト概要について
バチカンと日本は、大航海時代のキリスト教伝来を初めての出会いとして、すでに450年以上の時を刻み、キリシタン文化の時代、潜伏キリシタンの時期や明治初年の奇跡の再会を経て、現在まで交流を続けてきました。2022年は正式な国交締結から80年にあたり、この長きにわたる関係には特別なものがあります。
この年月を通じてバチカンには宣教師の書き送った文書や近代の外交関係資料など、日本に関する数多くの文献が収められてきました。これらは両国の関係の深さの証ですが、しかしいまだ交流史についての包括的の調査は十分ではなく、研究の光が当てられていない史料も存在します。
私たち角川文化振興財団は、両国の関係に焦点をあて、また今後の100年のさらなる友好に寄与することを願い、教皇庁文化評議会（Pontificium Consilium de Cultura）の後援のもと、協賛各社のご支援をいただき、バチカン使徒図書館やバチカン使徒文書館などに存在する日本関係文書の調査研究活動を中心とするプロジェクトを企画しました。
2020年から2022年にかけて、その成果を発表する公開シンポジウムの開催のほか、関連する書籍の刊行、美術展の開催など、さまざまなイベントを実施します。 （ 「バチカンと日本 100年プロジェクト」より ）
※ 詳細は下記をご覧ください
◆ バチカンと日本 100年プロジェクト （外部リンク：バチカンと日本 100年プロジェクト）
◆ オンライン特別配信「バチカンに眠る日本の記憶――文化と交流450年・教皇の知り得た日本」 （外部リンク：バチカンと日本 100年プロジェクト）
