2022年2月11日 世界病者の日
「あなたがたの父があわれみ深いように、あなたがたもあわれみ深い者となりなさい」 (ルカ6・36)
愛の道にあって、苦しむ人の傍らにいる
聖ヨハネ・パウロ二世教皇は、1984年2月11日(ルルドの聖母の記念日)に使徒的書簡『サルヴィフィチ・ドローリス―苦しみのキリスト教的意味―』を発表し、翌年の2月11日には教皇庁医療使徒職評議会(現・保健従事者評議会)を開設しました。さらに1993年からはこの日を「世界病者の日」と定め、毎年教皇メッセージを発表しています。
◆ 2022年「第30回世界病者の日」教皇メッセージ(2022.2.11)
◆ MESSAGE OF HIS HOLINESS POPE FRANCIS FOR THE THIRTIETH WORLD DAY OF THE SICK
※外部リンク:カトリック中央協議会
病者がふさわしい援助を受けられるように、また苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受け止めていくための必要な助けを得られるように、カトリック医療関係者だけでなく、広く社会一般に訴えていかなければなりません。医療使徒職組織の設立、ボランティア活動の支援、医療関係者の倫理的霊的養成、病者や苦しんでいる人への宗教的な助けなども重要な課題です。