2024年 第57回「世界平和の日」教皇メッセージ(2024.1.1)
1月1日 世界平和の日とは
教皇パウロ六世は1968年1月1日、ベトナム戦争が激化するなか、平和のために特別な祈りをささげるよう呼びかけました。それ以来、全世界のカトリック教会は毎年1月1日を「世界平和の日」とし、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈ります。
2024年 第57回「世界平和の日」教皇メッセージ(2024.1.1)
人工知能(AI)と平和
科学技術の進歩を平和への道に
聖書によれば、神が人にご自分の霊をお与えになったのは、「どのような工芸にも知恵と英知と知識」(出エジプト35・31)をもたせるためでした。
知性は、わたしたちをご自分の似姿に造られた(創世記1・26参照)創造主から授かった尊厳の表れであり、それによってわたしたちは、そのかたの愛に、自由意志と理解をもってこたえられるのです。
科学と技術は、人間の知性が本質的に備えるこの関係性という性質の特別な表出であり、どちらも知性の創造的な潜在能力による、傑出した産物です。
(2024年 第57回「世界平和の日」教皇メッセージより)
※今年の教皇メッセージ全文は以下をクリックの上ご覧ください。
⇒ 2024年1月1日 「世界平和の日」教皇メッセージ 全文
(外部リンク:カトリック中央協議会)