2025年2月11日 世界病者の日
「希望は欺かない」(ローマ5・5)
試練のときにわたしたちを強めてくれる
教皇ヨハネ・パウロ二世は、1984年2月11日(ルルドの聖母の記念日)に使徒的書簡『サルヴィフィチ・ドローリス―苦しみのキリスト教的意味―』を発表し、翌年2月11日には教皇庁医療使徒職評議会を開設しました。さらに1993年からはこの日を「世界病者の日」と定め、毎年メッセージを発表しています。
病者がふさわしい援助を受けられるように、また苦しんでいる人が自らの苦しみの意味を受け止めていくための必要な助けを得られるように、カトリック医療関係者だけでなく、広く社会一般に訴えていかなければなりません。医療使徒職組織の設立、ボランティア活動の支援、医療関係者の倫理的霊的養成、病者や苦しんでいる人への宗教的な助けなども重要な課題です。
![](https://fukuoka.catholic.jp/wordprss2/wp-content/uploads/2025/02/教皇と病者-1024x576.jpg)
※教皇メッセージの前文は下記からご覧になれます。
⇒2025年「第33回世界病者の日」教皇メッセージ(2025.2.11)
※外部リンク カトリック中央協議会