祈り

祈り

2020年8月 平和のための祈り

日本のカトリック教会では8月6日~15日を「日本カトリック平和旬間」と定めています。
1981年、聖ヨハネ・パウロ二世教皇は広島で、「過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うことである」と述べられました。
また、昨年2019年、教皇フランシスコも長崎と広島を訪れ、平和への思いを下記の様な言葉で述べています。
「人の心にあるもっとも深い望みの一つは、平和と安定への望みです。核兵器や大量破壊兵器を所有することは、この望みに対する最良のこたえではありません。」「この場所は(長崎爆心地公園)、私たち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れとともに意識させてくれます。」「(広島にて)思い出し、共に歩み、守ること。この三つは、倫理的命令です。」

今回は2015年に東京教区が作成した「平和のための祈り」をご紹介いたします。


神よ、心から願いを捧げます。
あらゆる差別をなくし、いのちと人権を尊重する社会をつくることができますように。
国と国、民族と民族が、対話と相互理解の努力を続けることができますように。
無関心を乗り越え、格差と貧困の問題に取り組むことができますように。
地球環境を大切にし、すべての生き物と共存することができますように。
神よ、私たちに、武力によらない平和の道を歩ませてください。
アーメン。

協力:カトリック東京大司教区

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