イベント情報

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特集:「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑦

9月1日から11月30日まで、福岡教区養成教化委員会の企画で、フランシスコ教皇訪日の際に使われたメッセージ「すべてのいのちを守る」をさらに考え、その理解を深めるために資料が提供されます。毎週火曜日更新。

⇒ 特設サイト「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」


   

「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」⑦ 2020年10月13日

~教皇フランシスコと共に考え、実践するために~

  

「一つの人類の家族として、同じ人間のからだを持ったともに旅する者として、また共通の家である地球に住む子どもとして、わたしたち一人ひとりがそれぞれの信仰や信条という豊かさとそれぞれの意見を持ち、それでもなお全員が兄弟姉妹と認め合える世界をともに思い描きましょう。」(2020年10月6日、教皇フランシスコのツイッターより)

ともに生きる

10月「福音宣教の月間」

メッセージ:ヨゼフ・アベイヤ司教

 

 わたしたちは今回 「人類家族全体を一つにして、持続可能で全人的な発展追求する」(教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ―ともに暮らす家を大切に』13)ことが重要だと気づきました。よくも悪くも、一つ一つの行動は、それで完結する独立したものではありません。わたしたちがともに住む家(地球)では、すべてのことが相互に結びついていて、必ず他に影響するからです。「在宅要請をするのが保健局であるなら、協力によってパンデミックを抑え込むという意識でそれを実行しうるのは人民です。」 (教皇フランシスコ『パンデミック後の選択』56頁)

 「愛の文明」という、今とは違う生き方を恐れないでください。それは、「希望の文明です。苦しみや恐れ、悲しみや落胆、受け身や無気力と闘う文明です。愛の文明は、毎日こつこつ築かれるのです。あらゆる人の、献身的協力が必要です。ですから、兄弟姉妹による熱心なかかわりをもった共同体が必要です。」(教皇フランシスコ『パンデミック後の選択』57頁)

* * *

 「イエスとの人格的な出会いの喜びを、日常生活の中で神と隣人への愛として広げていくために、わたしたちは出向いて社会の福音化に奉仕します。今日の日本の文化や社会の中には、すでに福音的な芽生えもありますが、多くの人々を弱い立場に追いやり、抑圧、差別している現実もあります。キリストの力でこの芽生えを育て、全ての人を大切にする社会と文化に変革する福音の担い手になりましょう。」(ともに喜びをもって福音を伝える教会へ、「福音宣教のための特別月間」(2019年10月)に向けての司教団の呼びかけ)

 


ふりかえりましょう

①この文章を読んで、あなたの心に留まったところ、響いたところはどこの部分ですか。それはなぜでしょう。

②あなたの生活の中でどのように「福音宣教」を実践することができるでしょうか。


  

9月1日から11月30日まで、福岡教区養成教化委員会の企画で、フランシスコ教皇訪日の際に使われたメッセージ「すべてのいのちを守る」をさらに考え、その理解を深めるために資料が提供されます。毎週火曜日更新。

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