9月は「すべてのいのちを守るための月間」
「神の住まい、地球共同体を一新しよう」
フランシスコ教皇は、回勅『ラウダート・シ-ともに暮らす家を大切に』(2015年5月24日)の発表以降、9月1日を「被造物を大切にする世界祈願日」と制定されました。
世界では「被造物を大切にする世界祈願日」は9月1日に祝われますが、日本の教会はその祈願日を9月の第一日曜日と定めています。 (今年は9月5日)
さらに教皇は、この日からアッシジの聖フランシスコの記念日である10月4日までを、被造物を保護するための祈りと行動の月間、「被造物の季節(Season of Creation)」と定められました。「被造物の季節」(Season of Creation)は、カトリック教会をはじめ、キリスト教諸教会が広く参加するエキュメニカルで国際的な運動です。
日本の教会はその時節を、教皇来日のテーマと一貫性をもたせて「すべてのいのちを守るための月間」としています。
この期間、世界中のキリスト者は、創造主である神への信仰を新たにし、共通の家を守るための祈りと活動によって特別に結ばれます。
今年の月間テーマは「神の住まい、地球共同体を一新しよう」です。
この期間における具体的行動などの提案がなされた日本カトリック司教協議会会長談話は下記よりご覧になれます。
◆ https://www.cbcj.catholic.jp/2021/08/06/22929/
◆ https://www.cbcj.catholic.jp/2021/08/12/22989/ (各国語版)
注:「ラウダート・シ・アクションプラットフォーム」について
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2021-05/il-papa-messaggio-per-la-piattaforma-laudato-si.html
(バチカン・ニュース「回勅「ラウダート・シ」の精神を歩むプロジェクト発足」)
https://laudatosiactionplatform.org/
(公式サイト 英語)
また、「2021年すべてのいのちを守るための月間」に寄せて発表された日本カトリック司教協議会会長カテケージスは、下記からご覧ください。
尚、カトリック福岡司教区では、今年も福岡教区養成教化委員会の企画で、「すべてのいのちを守る」を共に理解し、深めるためのオンライン養成が提供されます。2021年9月6日(月)からスタート。毎週月曜日更新。下記バナーからアクセスできます。
参照:昨年2020年の特設サイト「コロナ禍の中にこそ、すべてのいのちを守る」